本業を持っているのに、副業をすることの意味はあるのでしょうか。
収入を増やすというメリットはあるでしょう。
しかし副業をすると、「転職に役立つ」という大きなメリットがあります。
どうして副業は転職に役に立つのか、その理由を紹介していきます。
まず副業をすることで「自分に向いている仕事が分かる」というメリットがあります。
現在している仕事をいきなりやめて、新しい職場で働くことにはリスクがあります。
転職先の業界や職種が、自分に向いているとは限らないためです。
働き始めてから「まるで向かない」「まるでやる気が起こらない」ということに気づいたら、大変困ってしまいます。そのようなミスマッチが起こらないようにするために、副業を利用してみましょう。
例えば、違う業界で働いてみたいと思ったら、その業界のアルバイトを副業にしてみるといいのではないでしょうか。
例えばアパレル業界に転職したいと思っている人は、アパレルショップでのバイトをしてみましょう。
バイトならどのような業界や業種の仕事でも、比較的採用されやすいはずです。アパレルショップのショップ店員として実際に働いてみると、その業界が自分に向いているかどうかわかるはずです。
アパレルショップでの仕事が楽しいと感じたら、本格的な転職活動を始めてみるといいでしょう。逆にまるで自分に向かないとわかったら、「転職しなくてラッキー」ということになります。他の気になる転職してみたい業界のバイトを選び、副業として始めてみて、再び自分に向いているかどうかを確かめてみましょう。
次に副業をすることが「転職活動の一環になる」というメリットもあります。先ほどのアパレルショップでの例の場合、バイトをした結果、アパレルショップでの仕事を本業にしたいと思うかもしれません。
バイト先によっては、アルバイトから正社員に登用する制度をとっているところもあります。アパレルショップでの働きが認められることで、正社員へとステップアップできるかもしれません。
この場合は、副業のバイトが、そのまま転職活動になっていたということになります。エンジニアになりたい人が、エンジニア関連の仕事を副業にした場合は、エンジニアとしてのスキルを磨くことができます。
また仕事を通じて、知識を得ることもできるでしょう。このような副業で身につけたスキルや知識は、転職先でも生かせ、資格取得のための準備になります。転職先で生かせるスキルや知識を身につけられる副業は、転職に役立つ準備にもなるのです。