株式投資をする時には、もうけを出すための戦略が必要になります。株で成功している人は、何かしらの自分なりの必勝法があります。
このような必勝法を手にするまでには、経験が必要になるため、まずは初心者向けの基本の戦略を知っておきましょう。

まず「似たような業種の株を見る」という方法があります。
例えば「ゲーム会社」の株を見てみましょう。テレビゲームやスマホゲームなどを販売している会社の中で、株式上場している会社をピックアップして、定点観測していきます。10社くらいの銘柄を、いつでもチェックしておきます。

すると、それらの銘柄はいつも似たような動きをすることがわかるはずです。
ゲームをするような状況が世の中に生まれた時、たくさんの人がゲームを楽しむことになります。するとゲーム会社全体の売り上げが上がり、10社の銘柄は同じように上昇していくはずです。

一方で、社会全体がゲームをしないような雰囲気になれば、ゲーム会社の売り上げが下がっていきます。
結果的に10社の銘柄はじりじりと値を下げていくことになります。同じ業界、業種は、社会的な雰囲気、景気などの影響を受けて、同じ動きをする傾向があります。円高になれば、輸入業者の売り上げが下がるため、株価が低迷するのと同様です。このような基本を知っていると、利益を生みやすくなります。

ゲーム銘柄10社のうち、9社の銘柄が値を上げているのに、1社の銘柄だけが値を上げていない場合、どのように考えればいいでしょうか。
「同じ業種、同じ業界の銘柄は、基本的に同じ動きをする」という前提で見れば、「いずれ値を上げる」と考えられます。

しかし、その銘柄の会社には、値が上がらない何かしらの理由があるのかもしれません。例えば社内で不祥事が起こりニュースになっている、不良品を販売してしまったなどの理由です。このような理由があるかどうかをまず調べてみましょう。

その結果、特に理由がない場合は、「出遅れ株」とみなすことができます。出遅れているだけで、最終的には9社の銘柄と同じくらい値が上がるとみなすことができため、購入すれば利益を出せるかもしれません。

あくまで基本の戦略で、例外もたくさんありますが、このような知識があると株式投資がしやすくなります。勝率が上がりやすくなるかもしれません。そして、このような基本の戦略を自分なりにアレンジをすることで、あなただけの必勝法がみつかるかもしれません。